力強くワイルドな雰囲気がおしゃれなロックガーデン
【外構工事のプロが教えます！】
ロックガーデンとは、ゴツゴツとした岩や石と植物を組み合わせて、自然に近いナチュラルな雰囲気を楽しむお庭のことです。大小の岩石を自由に配置して、その隙間に好きな植物を植え込んで作ります。
力強くワイルドな雰囲気がおしゃれなロックガーデン。鉢植えや花壇に比べて自由度が高くナチュラルなお庭づくりができるため、どんな雰囲気のお庭に仕上げたいかというイメージを持って、好みのテイストに合わせて石を選ぶのが、おしゃれなロックガーデンを実現するためのポイントです。
そこでエクステリア外構工事で使用する石の種類についてご説明します。
エクステリア外構工事でよく使用される石の種類について
- １．庭の湿度調節をしてくれる「溶岩石」
- ２．外構素材として使いやすい「白砕石」
- ３．お庭のアクセントで使用「クォーツロック」
【溶岩石】
溶岩石とは火山が噴火し流れ出した溶岩が冷えて固まった石のことです。
溶岩石は吸水率、保水率が高いのが特徴です。多孔質という小さな穴が空いているので水はけが良く、湿度が高い時は水分を吸収し、乾燥時には放出し庭の湿度調節をしてくれます。また保水性が高いので周辺にある植物の生育を助けます。乾燥気味の環境を好む植物を植える際は砂を多めに、湿地性の植物を植える場合は腐葉土やピートモスを多めに混ぜるなど工夫することで溶岩石ときわで元気に育ってくれます。
溶岩石は荒々しい雰囲気でロックガーデンにぴったりの石です。
【白砕石】
エクステリア外構工事の使用する素材として砂利は使い勝手の良いものですが、そのひとつに『白砕石』があります。これは化粧砂利とは違って丸く加工されていない砕石です。白砕石は石灰岩（石灰石）を砕いたものです。白砕石はクールな印象でロックガーデンにぴったりの石です。
砕石らしいゴツゴツした質感と、白とグレーの混じり合った奥行ある色味が落ち着いた雰囲気で草花との相性もいいです。大きさのバリエーションもあるので、庭のサイズに合わせて選んでください。
【クォーツロック】
クォーツロックは琥珀色の色合いでロックガーデンにぴったりの石です。
イエローベースで白や茶色が混じり合い天然石ならではの深みが魅力的です。透明感のある石、ゴツゴツとした石、様々なテクスチャや色の石が混ざっています。ひとつとして同じ形のない自然の美しい石材はお庭の引き立て役にぴったりでエクステリア外構工事で使われます。
草花達の緑との相性もとても良く、数個草花の間に置くだけでもお庭のアクセントになってくれます。もちろんロックガーデンなどお庭のメインや花壇の縁取りの石、土留め石、店内ディスプレイとしてもとてもおすすめです！